美容でも床屋でもないヒライケンタです
今日は終日、お客様でたくさんのサロンだった
営業時間も大幅にオーバーして
仲間が集う
いつもの店に向かった
みんなは陽気な雰囲気で自分を迎える
疲れきった自分の顔を見て
静まる雰囲気も
冗談交じりの会話で和む
テーブルの賑やかな声
いつもみたいに話して
いつもみたいに笑って
いつもみたいに真面目な顔して
オレンジの電球の下を離れると
店長が顔を出して微笑む
最近の話や
たわいもないやり取りをして
コンクリートに打ちっぱなした木目のドアをくぐって
手を振る
ダラダラと歩きながら
駅に向かう
みんなの足取りは軽いが
口数は少なく
夜風の空気に浸り
改札で散り散りに歩きだす
自分はみんなの背中を最後までみて
『ある人との約束を果たしに』
正直なところ約束を果たせるかなんて
わからなかったが
夜の町田に歩き出す
祝日の中日は賑やかで
閑散とした様子もなく
黒い人に声をかけられる
相手にするわけもなく
歩く先には、
目的の雑居ビルがある
そこに自然と吸い込まれるのだ
少し古いエレベーターに揺られ
ビルの3階に足を止めて
エントランスをくぐると
賑やかだった外とは
全く違った
静かな空間が
自然と自分を包み込む
穏やかな気分と適度な重みが気品を感じさせる
カウンターの奥には
和装の女性が上品に心を潤していた
角に座った自分には
思いがけない人がカウンターに立っていた
まさに【約束の人】だった
期待はしていなかったが
正直、嬉しかった
カウンターの奥の彼と挨拶をして
最近の話をして
1杯、振ってもらうコトにした
なんていうか気分がよかった
自分を落ち着かせるために
口当たりのスッキリしたものをお願いした
【すだち】
酸味が良く口当たりがキリっとしていながら
清涼感がある感覚がたまらなかった
残暑を感じる風味が自分の夏の終わりを感じさせて
寂しさがある
素敵な潤いだった
彼と話しながら
【約束の人】に振ってもらうコトをお願いした
そう…
いつもはカウンター隣にいた人との
これが【約束】
彼女は自分のストーリーを
大切に考えてくれた
【心】のある【仕事】
彼女の出してくれたモノは
人と人の【繋がり】の大切さを感じる
【柔らかく】も
刺激的なテイストだった
自分は【うわべ】のやり取りではなく
本当に、
そこで出会えた瞬間を大切にしたいと感じている
時間はかかっても彼女が作ったモノを口にしたいと思って
実現した
それにシッカリと応えてくれた【約束の人】
これが本当の【繋がり】なのだと思う
静かなカウンターで妙に熱くなった
感情が自分のやるべき【仕事】に
また一つ【センス】を与えていただけたなと感謝した
きっとこういうコトに熱くなれなくなってきてしまうコトが
多くなる時代だと感じる
【時間】【お金】【余裕】がない
でも自分は
だからこそ【会う】のだと思う
人に会いに行く
そんな <誰かの場所> になりたいと思わせてくれる
『町田で1番小さなBar』
空間と人と酒がある場所
最高な【ひととき】です
4席のバーカウンターに座れた時に
感じる至福の時間
足を運んだら
【価値】を感じるコトでしょう
自分はまた
夜の町田に繰り出しました
〜 Bar LA SALA 〜
Have a good time!!
町田 Bar LA SALA 約束を果たしに…
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